染められた世界

一日、一コルダ計画実行中です（笑）
手始めに、諸注意です。　
　

























　warning !
　

　以下に記載されいる文章は、管理人の偏見によって編み出された汚染物です！（笑）
　二次創作を知らない方は、どうかこのままスルーして下さい！
　大丈夫だぜ、どんとこい！な方は、下のボタンからトリップして下さい。
　尚、このブログ及びに文章は、出版社様とは一切関係ございません。
　関係はございませんが、版権は手放しておりませんので、無断転写は禁止します！
　

ご了承いただけましたか？
　




それでは、夢の世界へ行ってらっしゃいませ！！

「柚木様！本日は、皆でクッキーを焼いて参りましたの！柚木様のお口に合えば宜しいの
ですが…」


毎日毎日群がって来る馬鹿共を相手に、俺は今日も理想の“王子様”で居続ける。


「皆ありがとう。早速一緒にいただこうか。
だけど、ここでは他の人の邪魔になってしまうね…
森の広場にでも、移動しようか。」

顔面に笑顔を貼付けてそう答えれば、

「まぁ、周りへの配慮もお忘れにならないなんて、さすがは柚木様でいらっしゃいます
わ！！」


そう言って、好き勝手に馬鹿共が喜ぶ。


こんな生活は、もううんざりだ。

嘘で塗り固めた自分は、まるで作り物の虚像のようで…
全てを放り投げてしまいたい衝動に、時々駆られる。


－－だから


「日野さん、少し時間を貰ってもいいかな？」

“王子様”の笑顔で、顔の引き攣っているお前を呼出し、

「お前、最近調子に乗ってるんじゃないか？」

お前を暇潰しの道具に使う。



華道宗家の三男として生まれた自分に与えられた選択肢と、望まれている未来なんて随分
前から察しはついている。

周りが望むように、全ての自我を排除して。
周りが密かに望んでいた事も、あたかも全て自分の意思であるかのように振る舞う。

それが１番『正しい』生き方だから。


だけど…


お前がそんなモノクロの日常に色を付けたのは紛れも無い事実だから…


「香穂子、合奏しようか。」

唐突にそう言って、ひとしきり慌てたり、抗議したりするお前を尻目に、フルートを唄わ
せる。


なぁ、香穂子。

俺の人生を色付けたのは、間違えなくお前だよ。

お前に出会いさえしなければ…
お前に本性を見せた後、お前が俺を恐れて近寄らなくなっていたならば…

俺はきっとまだ、きちんと『正しい』人生を歩んでいたよ。


だから－－


責任を持って、俺の暇潰しに付き合って貰おうか？







（あとがき）
もう、何回目になるであろう、お前は誰だシリーズ…
本っ当に誰だよ、お前は…！
黒木様ファンの皆様、申し訳ありません…


私は、ぶっちゃけ黒木様は嫌いです。
どうやら、同族嫌悪ってヤツらしいです（笑）

「柚木さんに似てる」と友人に言われて、奈落の底に落ちるかのようなショックを受けた
のは、僅か二ヵ月前の事…
しかし、慣れというのは怖いもので、最近黒木様化に拍車が…
自分で自覚があるぶんだけ、尚更タチが悪いですね（苦笑）。